2026.07.01
意思の疎通
最近思うのですが、筆者は整備士からの急な指示に対して「???」となることがよくあります
たとえば、
整備士「これ出してあれ向こう持ってくからちょっと見といて!!」
筆者「????!!?」
といった感じです
これは、「この車をいったん出して、あの車を駐車場までもっていくから、周りに車が来ないかとかを見て!!」(いっぱい車を動かして工場の周りに止めたり車をバックしたりするから、周りを見て、あと誘導して!」といった内容です
事務所にいた筆者からすると、まず「これ」は何の車を指すのかわからないし、「あれ」が何の車を指すのかわからないし、「向こう」は駐車場なのか、ちょっと先なのか、それとも100円パーキングなのかがわからない状態です
整備士は事務所のドアを半分あけて、車たちを指さして、そう言い放って、なんなら言っている途中で車に乗り込みます
いや、ちょっと何言ってるかわかんないっす
いつも、
「これってどれ?」
「誰が?」
「どうゆうこと?」
など、聞き返さないといけないことも多く、「おそらく”こういうことだろうな”と思うものの違っていたら二度手間なのでいちいち聞き返します
本当に最近指示が雑だな~と思うこともしばしば(笑)
ただ、従業員M氏は違います
やはり長いこと整備士と現場をやっているせいか、こちらからすると整備士の言っている意味がほぼわからない状態でも、従業員M氏はスッと理解します
たとえば、トラックのコンプレッサーの載せ替えの際などは、従業員M氏と整備士の呼吸があわないとなかなか先に進めません
リフト内にバックでトラックを侵入させるのは、従業員M氏
進入角度を見ながら誘導するのが整備士
この場合、まあいろいろとあわせないといけない部分が多くとっても微妙な差でもやりなおしになります(細かいことはちょっと省きますが)
誘導する整備士の従業員M氏に対する指示が、時々筆者にはわからない時があります
「もうちょっと前が右」くらいならわかりますが、
「ハンドルをもうちょっとこっち~(手を右回りにぐるぐるまわす)、ほんで車体がもうちょい左やなー」
いや、従業員M氏は運転席にいるんでね、「こっち」とか、後ろで手をぐるぐるまわしてもわかんないよね
と、ツッコみたくなるんですが、従業員M氏はサイドミラーで整備士の手の動きを見ながら、同時に「こっち」の向きを確認し、整備士が言いたいことを掴みます
整備士が右と左を間違えて言った時は(実はうちの整備士、左右が時々わからなくなるタイプです)、
「ん?右?左やね?」
と、正しい方向で確認してくれます(「そうそう!左左!!」と言われて初めて整備士も言い間違いに気づきます)
従業員M氏は長いやり取りの中で「おそらく整備士は今こう言いたい」ということを感覚でわかっているようで、整備士の妻である筆者でも、
「なにゆうてんのかわからん」
となることも、理解が早いです(ホントすごい(笑))
車の入替(工場は狭いので)や、代車をどのタイミングで持ってきておくべきか、なども慣れとは言え、よく考えてくれていますし、整備士がこう入れ替えたい、ということもよく読んでくれます
その上で、「でもそうするとこうなるからこうしたほうがよくない?」といった提案もすぐ出てくるので、整備士も「あ、そっか!」となり、スムーズに入替ができたりします
いつも時間と作業に追われている整備士は、慌ただしく指示を出したりするので雑になりがちですが、どんな時でも従業員M氏は落ち着いて整備士の”こうしたいねん”を実行してくれます
これこそ「阿吽の呼吸」っていうんだなあ、と最近見ていて思いました
一緒にお仕事していたらあることでしょうが、筆者からするととても頼もしく感じます(そして助かっています)
みなさんにもあるのではないでしょうか
お仕事だけでなく、家でも、友達でも、親子でも、なにかしら意思の疎通ができる相手が
そういった相手がいる、というのはとてもありがたいことだなと改めて思いました