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ブログ

2025.08.02

スペアタイヤ

 みなさん、愛車にスペアタイヤは積んでありますか?

最近の新車には、昔は積んであったスペアタイヤが積んでありません

その代わり、「パンク修理剤キット」が積んであります

スペアタイヤは新車購入時にオプションで買う選択ができるそうです

「パンク修理剤キット」に対しての様々な意見はありますが、要は

スペアタイヤを積まないなら「パンク修理剤キット」で応急処置をして、タイヤ屋さんまで持っていく

「パンク修理剤キット」を使わないなら、ご自身で用意したスペアタイヤを使う

という2択になった、ということなのかな、と個人的にはそう解釈しています

以前は、スペアタイヤ搭載は義務だったそうですが、現在は廃止されています

廃止された理由としては、

①昔に比べて道路が舗装され、パンクする頻度が少なくなった

②JAFなどのロードサービスが充実しているから

という2点が大きく挙げられます

とは言え、お出かけ中のパンクは困りますよね

普段からメンテナンスしていても、運悪く釘などを踏んでしまったらどんな新しいタイヤでもパンクしてしまいます

「パンク修理剤キット」は、ジャッキもいらないし修理剤をタイヤの中に入れるだけですので、簡単かもしれませんが

正直筆者のようなド素人からすると、使う勇気もなければ使い方も多分よくわからないし、もっと言えばどこがパンクしているのかとかもわからないと思うんです

しかし、かと言ってスペアタイヤと交換できるのか、と言われればもっと無理で、結局は筆者のような人間はロードサービスなどを呼ぶことしかできません

薩摩自動車のお客様でも、以前新車購入された方でパンクしてしまい大変な目に遭った際、

「どんなタイプでもいいからこの車に合うホイール付きのタイヤ1本買うから頼んどいて 積んでおくわ」

という方が何人かいらっしゃいました

彼らはパンクした際、ご自身でタイヤ交換を行うそうです(スゴイ)

そういった方は、是非積んでおいた方がいいですよね

とりあえず安価なタイヤでもスペアタイヤとして持っておいて、いざというときに使用し、タイヤ屋さんなどにまで走ってパンク修理をしてまた付け替える

ご自身で出来たらこれが一番スムーズです

ご自身で出来なくても、ロードサービスを呼んだときその場でつけてもらえたらそのまま帰れますしね

どちらがいいかは、みなさん次第

軽自動車だとタイヤ一つ積んでおくのもスペースを取るから困るし、ものを置けなくなるというデメリットもありますから、

ご自身の状況に合わせて選ぶといいと思います

そういえばこれは余談ですが、何年も前、子供を連れてレンタカーでドライブ旅行に行った際、右のリヤタイヤがパンクするというトラブルに見舞われました

子供A「なんかこっちから変な音がせえへん?」

整備士「俺も思っててん」

子供B「(耳を澄ませ)・・・ホンマや、なんか音してる」

筆者「・・・(わからない)」

整備士「右の後ろ、なんか踏んだかもしれんな」

子供C「ずっと音してる」

筆者「・・・(わからん)」

そんなやり取りをしながら(筆者だけなんか気持ちが置いてけぼり)、目的地の駐車場に到着した時はタイミング悪く結構な雨

整備士がスペアタイヤが積んであることを確認し、その場で交換し始めました

筆者はずっと傘をさしてなるべく濡れないようにすることしかできません

雨の中、駐車場に到着してから15分ほど・・・

スペアタイヤに履き替え、無事に走行可能に

たまたま目的地がスーパー銭湯だったため、そのままサッパリとさせていただきました

子供ABC「すごいパパ!!!カッコいい!!!

と、当時整備士であるパパを見直していた子供たちですが、車や整備に興味を持つことは一切なく、現在は車と全く無縁な環境にいるのでした(笑)

昨日は、作業、車の移動、接客に忙殺されブログ投稿ができませんでした

改めて、8月スタートです♬

2025.07.31

整備士あるある

 整備士あるある

さて、本日は整備士あるあるシリーズ

自動車整備士さんて、日頃お客様のお車をたくさん見て、触って、修理して、洗車して・・・いるんですが、

そのせいなのか何なのか、わりと自分の車の洗車や掃除はしなくて汚くなりがち

なんですよね

お客様の洗車した後のタイヤワックスとか謎にこだわってたり、窓ふき一つにしても「嫁の掃除の行き届いてなさをチェックする姑か」というくらい入念だったりするんですけど、自身の車には無頓着、という整備士さんは少なくないと聞きます

お客様の車でパワー使い果たすんですかね

きっと疲れ切ってしまって、「自分のだし、まあいいかあ・・めんどくさいや」となってしまうのかも知れません

せっかくの休みの日まで、自分の車とか見たくない、と聞こえてきそうです・・・

2025.07.30

エアコン修理は単純ではない

 エアコン修理の沼

さて、今日も今日とてブログを綴ってゆく・・・

本日は少々専門的、とまではいきませんが車のエアコン故障と修理内容について、素人の筆者が整備士から聞き、一緒に間近で手伝いながらその一部始終を見てきた一人として、見解や解釈などを交えながら述べていきたいと思います

結論から申しますと、エアコン修理はどうしても高くなりがち、ということです

故障原因も本当に様々ですが、まずエアコンが効かない理由として挙げられる代表的ものは大きく分けて以下の8つ

①コンプレッサーの故障

②コンデンサーの詰まり

③電動ファンモーターの故障

④エアコンガスがどこかから漏れている、もしくは不足している

⑤エキパン(エキスパンションバルブ)の詰まり

⑥高圧パイプの詰まり

オーバーヒートによる冷却水(ラジエター)の不足

⑧その他(リレー、電気系統など)

ざっくりですが、よくある故障事例で大きく分けるとこれだけあります

まず、エアコンが効かない症状ですがポイントがあって、

・吹き出し口からの風量や風の温度が適正かどうか

・ガスの高圧と低圧は正常かどうか

この2つが初手でする判断材料です

ガスの高圧低圧は、マニホールドゲージというものを使って調べます

低圧2.0~3.0㎏/㎠、高圧1.2~1.5㎏/㎠前後ですから、そこから圧が低すぎるから〇〇、圧が高すぎるから〇〇、という具合に探っていきます

ざっくりいうと、こんな感じで可能性の高い箇所から直していくわけですが、大体故障箇所が特定できれば交換して直るわけです

ですが、故障個所を直してもエアコンが効かない時があります

そうすると、他にもおかしい箇所があるということですから、ずっとその部分を追っていかないといけないですよね

これが【エアコンの沼】です

今年もエアコン修理を数えきれないほど行いましたが(部品屋さんに「薩摩さん、これで何台目ですか?」と言われたほど・・)

まあなかなか一筋縄ではいかぬ猛者(車輛)ばかりで、大変でしたがとても勉強にもなりました

時間がかかって整備士も頭を抱えた車輛は、なんとヒーターとクーラーの風の切換え弁が正常に機能していない箇所があり、それが最後の原因だったことも

そこにたどり着くまでものすごくかかりました

気づいたのは、故障箇所を断定してしっかり交換して一連の作業をすべて行ったのに

「なんだかなあ、キンキンではないよなあ、つめたくないわけじゃないんだけど・・」

とずっと調べているうちに、だんだんと一か所だけ吹き出し口からの風が温かくなってきたことで発覚します

ハナからその症状があればもう少し早く気づけたかもしれないのに、だいぶ経ってから出たりします

沼っていくとはこのことです

こういったことが整備ではいくつもあります   機械ものはなんでもそうかもしれませんね

結局、最初の判断でお見積りした金額よりも追加、追加となっていくことがエアコン修理は多くて、最終的にはどうしてもお金がかかりがちなんです

それをまたお客様にお伝えするのもつらいものでもあります

我々もなるべく、できるだけ安く済ませてあげたい、と思っているけれど、こうやって何か所も故障していることもあって、しかもそれが最初からわからない時も多いので、悩ましいところです

お客様もこの暑い中こんなエアコンの効かない車でお仕事なんてできないでしょうから(命にかかわります)、どうにかして早く、しっかり直して、返してあげたい一心でやっております

しかし猛者(一筋縄ではいかない車輛)が多い・・・

お時間がかかったり、納車の後また症状が出たりして再度お預かりすることがあったり、とご迷惑をおかけしたお客様もいらっしゃいます

大変申し訳ないです

でも、「うわあ!!めっちゃ効いてる!!」と喜んでくださるお客様を見ると我々も心底安心いたします

「ありがとう!!!」と手を振って帰っていく車を見送るのも、整備士の醍醐味です

と、いうわけで今日はエアコン修理の沼というテーマで書きましたが、整備士も今年は特に勉強になった事例が多かった、と言っていました

思いっきり沼にハマっていく整備士の様子を間近で見ていたので、苦悩した分、彼の「知識」にもなったことは一つ大きな成果と言ってもいいかもしれません

何十年とたくさんの車を修理してきても、ずっと勉強なんだなあ、と整備の深さを思い知らされます

恐るべし、エアコン修理の沼

これは、「マニホールドゲージ」

これを使って、エアコンガスの高圧と低圧を調べます

エアコンガスです

ガス補充、エアコン修理で使います

2025.07.29

招き猫

 招き猫の挙げている方の手、左右で意味があるというのはなんとなく知っていましたがみなさんはご存じですか?

商売繁盛の象徴、招き猫

もちろん薩摩自動車にも鎮座しております(しかも4体)

昔から少しずつ増えて、筆者も1体「えべっさん」で買った猫ちゃんを飾らせていただいております

いつも事務所の窓辺にいる招き猫ですが、何気なく眺めていて思ったんです

「猫ちゃんの招いている手が右と左のタイプがあるなあ」「どっちが商売繁盛だっけ?」

確か、昔えべっさんで招き猫を買うときにお店の人に教えてもらったんですよね

まだ社長の奥様でもあり、整備士の母親でもあるおかあさんがバリバリ薩摩自動車で働いていたころ、えべっさんに行く筆者は

「両手上げてる猫ちゃんがあんねんて!それ買ってきて!」と頼まれました

「へえー、両手上げてる招き猫とかあるんだ!おもしろーい」と思った記憶があります

お店の人に早速聞いたら、

「左手は商売繁盛!要はお金が入ってくるよ!右手はたくさんの人を招くんだよ!」と教えてくれました

なるほど、左右で招く対象が違うのか、と

「じゃあ、両手の招き猫は?」と聞くと、

「両手だから両方だよ。でもねえ・・」と、お店の人が言葉を濁します

気になるじゃないですか

「両手は【欲張り猫】って言ってね、あんまり商売で欲かいたらアカンやろ。だからアタシはあんまりお勧めしないね」

とズバッと言われました

筆者はそのお店の方のはっきりした意見と、商売人として意地汚さがない言葉に惹かれ「買わない」選択をしました

すぐにおかあさんに電話して、理由を説明するとおかあさんも納得し、薩摩自動車には【商売繁盛】の左手猫ちゃんがいるので右手猫ちゃんの【人を招く】方を買って帰りました(結局左右揃えるんかい)

まあ、両手上げている1体ではなく左右それぞれ上げている2体にしている時点で【欲張り】やないかい、というのは置いておいてですね

最終的に4体になりました

かなり前に買ったであろう商売繫盛猫ちゃんが大中小3体あります

小さいのはきっとなにかのキーホルダーになっていた名残があります

そしてその横に人を招く猫ちゃんもおります

招き猫のおかげか、社長やあかあさんの人柄のおかげか、昔から薩摩自動車にはたくさんのお客様が来てくれます

そんな様子を4体の招き猫が今日も鎮座して見守ってくれています

2025.07.28

夏のタイヤ

本日は「夏のタイヤ」のお話をひとつ・・・

夏のタイヤ、危険がいっぱい!知っておきたいポイント3つ!

①バースト(破裂)の危険が増加

炎天下でタイヤ内の空気が膨張し、空気圧が上がりすぎるとバーストの危険性が高まります

②摩耗やひび割れの進行

高温のアスファルトでゴムが柔らかくなり、すり減りやすくなります。古いタイヤは特に注意!

③ゲリラ豪雨によるスリップ

溝の少ないタイヤは雨水をうまく逃がせず、「ハイドロプレーニング現象」が起きやすくなります

「ハイドロプレーニング現象」とは・・雨の日にタイヤが路面の水の上に浮いてしまって、ハンドルやブレーキが効かなくなる

最近の夏は異常なほど暑いですよね

だからなおさら気を付けておきたいところです

日常できるチェックポイントをご紹介します

①空気圧の点検・・・高温時は過剰な空気圧になりやすいので、涼しい時間帯に点検を

②溝の深さを確認・・・スリップサインが見えたらすぐ交換を!※下に画像を載せておきます

③タイヤの側面(サイド)もチェック!・・・ひび割れや膨らみ(バブル)がないか確認。見つけたらすぐプロに相談を!

④重すぎる荷物はNG・・・夏の旅行シーズン、積みすぎはタイヤに大きな負担をかけます

いかがでしたか?

夏の道路は、タイヤにとって思った以上に過酷な環境です


「まだ走れるから大丈夫」と思わずに、定期的な点検と交換で安全運転を心がけましょう


家族や大切な人を乗せているからこそ、タイヤのチェックは“命を守る第一歩”です!

いつでも薩摩自動車にご相談ください

この△マークがスリップサインがでるラインです

その△マークを内側にいった先に溝の間にポコっとした部分があります。これが1.6mmです。ここがツライチになったら交換のサインです。