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ブログ

2025.12.16

差し入れ

 花があるだけで

昨日は整備士が所用で1日不在でご迷惑をおかけしました

なにかとバタついた日でして、ブログまで手を付けることもできず、事前にお知らせもできず、ご迷惑をおかけしてすみません

さて、今日はとってもあたたかくて穏やかな1日でしたね

昨日お客様からとってもおいしいみかんプチトマト、それからたくさんのお花を頂きました

プチトマトもみかんも甘くてすっごくおいしい!!

手にいっぱいのお花も色とりどりで本当にきれい

お客様の元気な姿も見れて、とっても嬉しかったです

現在薩摩自動車のグリーンハンドである盆裁番長、社長は腰痛と足の痛みでおうちでゆっくり養生しています

さすがに82歳なので、あまり無理せずあたたかいところで体調を整えてもらっています

そのため、この素敵なお花を飾る人がいない

「よし!ならば私がやろう!!

と、多肉植物をも枯らす天才(マジです)、筆者がお花を花瓶に生けてみました!

やってみると結構楽しくて、長さやいろどり、見た目やボリュームなど自分なりに考えて飾りましたが、センスがあまりないので結果良いのか悪いのかがわからないまま事務所のテーブルに飾っております

「花瓶が足らんな・・」

早速通販で良さげな花瓶を購入(安いやつだけど)

届いたらまた生けよう~と今からワクワクしております

若いころはお花にそこまで関心はなかったのですが、最近はこういったものを愛でたり頂いたりすると嬉しいものですね

お部屋にお花があるだけで、雰囲気が全然違います

華やかさが出ますね

花瓶が届くのが今から楽しみです

頂いたお花♬

センスのない筆者ですが、センスがないなりに花瓶に飾ってみました

雑多な事務所でも、お花があるだけで全然雰囲気が違います

素敵なお花、ありがとうございます🎵

2025.12.12

冷え込み

 整備士の肩こりと頭痛

今日は寒かったですね

さすがに足が冷たい、身体が冷える、手がかじかむ、と外で長時間整備士のお手伝いをしていて辛かったです

薩摩自動車の整備士は、おはようからおやすみまでオールシーズンエブリデイ肩こりと頭痛腰痛に悩まされていますが、今日は寒さも重なり一日中「頭が痛い」と嘆いておりました

以前ブログやインスタでも紹介しましたが、整備士あるあるのひとつ、腰痛持ちが多いというのもそうですが、薩摩自動車の整備士は元々姿勢が悪いのもあり、よく頭痛肩こりを引き起こします

ストレッチなどの運動をたまにはすればいいのですが、これがなかなかやらない

社長の代から親子でお世話になっている、腕の良い治療院(薩摩自動車のお客様でもあります)の先生にも、「時々ストレッチしましょうね」と言われているのにも関わらずです

今日はお昼に痛み止めを飲んだけど、結局効かず

一日中、痛みでどんよりとご機嫌もあまり良くなく、泥のようになっておりました(お仕事は必死になるので集中してできるんですけど)

寒いと首をすくめて縮こまるので、それも良くないのでしょう

注意をするのですが、その時だけで直りません

軽く肩を揉むと、

「なんかちょっと頭痛が軽減したかも・・!

と、言っていたのでおそらく寒さで縮こまっていることも大きいのかもしれません

というわけで、いつもお世話になっている治療院に予約を入れたので、全身をほぐしてもらう予定です

みなさまも、身体のストレッチや軽い運動を少しでも取り入れながら、ご自身のお身体をいたわってあげてくださいね

明日の12月13日土曜日は、第2土曜日なので薩摩自動車はお休みです

みなさま、良い週末を・・・

2025.12.11

ラジエーター修理の基本

 エンジン冷却の仕組み

ラジエーターっていったいどんな働きをしているのでしょう

今日はそんな内容でいってみます

車のエンジンは、走行中もものすごい熱を出しています

でもそのままでいると、オーバーヒートして(エンジンがイカれちゃう)しまうため、熱を逃さなければいけません

その冷却システムの中心にあるのが、ラジエーターです

言ってみれば、エンジンの熱を吸収した冷却水を冷やすクーラーのような存在

エンジンの中を巡った冷却水は熱を持ち、熱くなります

それをラジエーターに送り込んで風を当て、熱を外に逃がします

そして、この冷却の助けをしてくれるのが走行風と電動ファンモーター

ラジエーターが正常に働いていれば、エンジン温度は一定に保たれ、快適に走り続けることができるというわけですね

では、ラジエーターが悪くなるとどうなるのでしょうか?

ラジエーター本体の劣化やホースの割れ、冷却水漏れなどが起きると、冷却水が減ってしまいます

するとエンジンが熱を下げられなくなり、最悪の場合オーバーヒート(走行不能、エンジンがイカれて載せ替えになる)

エンジン内部にダメージが出ることも・・・

冷却系のトラブルは早めの修理がとても重要です

ラジエーター交換とエア抜き

意外と知られていませんが、冷却水を入れ替えたり、ホースを交換したりすると、冷却ラインに空気が入り込みます

この空気が残っていると冷却水がうまく循環しません

この時欠かせない作業が、エア抜きです

エア抜きとは

冷却水の量を調整しながらエンジンをかけ、冷却ラインの中の空気を丁寧に追い出していく作業のことです

冷却ラインの中に入り込んだ空気を外に逃がさないと、冷却水だけが正しく流れる状態にならないのです

これがまた時間と根気のいる作業でして、車種によってはエアが抜けやすいものと抜けにくいものがあったりします

簡単に見えて実はとても重要で手間のかかる工程です

なぜ、空気が残るとダメなのかというと、冷却水はポンプで循環してエンジンを冷やしますが、途中に空気があると流れが途切れてしまうのです

水が行き届かなくなるとエンジンが冷えにくくなり、オーバーヒートの原因にもなります

サーモスタットが正しく開かない、ヒーターが効かない、といった症状が出ることもあります(コレ結構あります)

電動ファンモーターが回るまでがセット

エア抜きが進んでくると、冷却水の温度が上がり、電動ファンが自動で回り始めます

この、ファンが回るところまで確認することが非常に大切なのであります

ファンが作動していれば、温度センサー・サーモスタット・電動ファンがきちんと働いている証拠

気温が低い季節だと、ファンが回るまでに時間がかかるため、整備士にとっては非常~に根気のいる工程です

ちなみに上記作業を筆者も手伝ったり、近くでずっと見てきましたが本当に時間のかかる作業だとつくづく思います

1回回ったからOKではなく、2回確認してやっと安心して各部最終点検して終了となります

なかなか慎重さが必要なラジエーター交換

一つ一つの工程を一個でも怠ると、後のオーバーヒートにつながるとても大事な作業です

2025.12.10

事務所の片づけ

 取捨選択

今日は車検3台一気に入庫

整備士と従業員M氏は1日中車と戦っていたので、筆者は洗車は明日にまわし本日は事務所の一角を整理していました

ずっと気になっていた場所のモノたちを取り出し、必要なものと不要なものに仕分けます

書類に手を付けだすと終わらなくなるので、備品のストック場所や本棚に着手

プライベートで読む書籍はすぐに取捨選択できるのですが、仕事で読んでいた書籍の仕分けがどうも手こずります

経理・経営関連や社会保険、税金関係の書籍は年度が過去のモノであればすぐに捨てるのですが(よく変わるので)、普遍的な内容だと捨てきれない(まあ読めども読めどもすぐ忘れてしまうのだが)

しかし、同じような内容でかぶっている書籍もある

手に取るものの悩む・・・

結局何冊かは捨てられずにまたそっと元の位置に戻すという結果に(^^;)

まあしかし、本もそんなに買ったつもりはないけど意外と買っていて、Web関連の本なども含めると仕事関係のものを結構読んでいました

グーグルのアルゴリズムなどの変化やAI進化のスピードもめまぐるしい為、知識を取りに行くのも一苦労

書籍はとても役に立ちます

ひとつ残念なのは、筆者の記憶力が非常に低い為なかなか身につかないといったところでしょう

読んで満足、とならないようにしなければ・・・

こういった取捨選択をするとき、人は脳を非常に使います

そして、不要なものを捨てられた時、脳はスッキリします

そしてそれは、心もすがすがしくなり軽くなる・・そのあといろんな意味で身軽になる為作業もはかどるというものです

時には必要な取捨選択

要るもの、要らないものをしっかり選択してスッキリとした気持ちで新年を迎えたいですね

2025.12.09

ひそかな困りごと

 電子車検証の二次元コード

本日はちょっとした小話を・・・

電子車検証が始まってから、作業そのものは便利になった面も多いのですが、実は現場ではひとつ小さな問題があります

それが、

二次元コードの読み取りがうまくいかないことがある

という点です

パソコンの顧客システムに登録する場合は特に問題ないのですが、OBD診断のシステムに登録する場合のカメラでの読み取りが薩摩自動車のパソコンではうまくいかないことがあるのです

本来は、車検証の二次元コードを読み取るだけで車両情報が一気に入力される仕組みなのですが、実務では以下のような状況で読み取りエラーが起きます

光の反射で二次元コードが認識されない

車検証入れが曲がって収納されていて、電子車検証自体に反りがある

端末のカメラが曇っている

車内(室内)が暗い/屋外が明るすぎる

二次元コード部分に細かな傷や汚れ

一度で読み取れれば数秒で終わる作業ですが、読み取りに失敗すると、結局は手入力に切り替えることになります

名前、住所、型式、車台番号などを一つずつ打ち込むため、数分単位でロスが発生し、全体の作業時間が思いのほか圧迫されます

電子化は便利になるはずなのに、日常の現場ではこうした細かな待ち時間が積み重なり、逆に手間が増える場面もあるわけです

軽自動車は読み取るコードが2個なのであまりないのですが、普通車は5個のコードを読み取らなければいけません

なぜか、最後の1個が全く読み取れない、といったアクシデントが薩摩自動車では良くあります

特に、お客様がお待ちの時などはとても焦ります(笑)

工場としては、なるべくスムーズに進めるために

端末のカメラをこまめに拭く

光源を調整する

読み取り面をフラットにする

などの工夫をしていますが、それでも相性の悪い電子車検証は存在します

電子車検証自体はとても便利な仕組みではありますが、現場ではこうした見えにくい小さなストレスも抱えながら日々作業していたりします

電子化の過渡期ならではの、ちょっとした裏話でした