2025.12.04
走行が不調の時のサイン
本日はきちんと車のブログです

みなさんが車に乗っているとき、こんな症状に遭ったことはありませんか?
加速が悪い、力が出ない
アイドリングが不安定
燃費が悪くなる
エンジンチェックランプが点灯する
エンジンがかからなかったり、止まったりする(最悪止まって、かからなくなる)
バッテリーやオルタネーターのお話は、過去ブログでも解説していますが、今回はイグニッションコイルとスパークプラグのお話です
イグニッションコイルとは
火花を飛ばすための強力な電気を作る装置です
車のバッテリーの電気は弱すぎて火花までは飛ばせません
そこでイグニッションコイルが電気を一気に強くして、スパークプラグに送ります
スパークプラグとは
イグニッションコイルから送られた強い電気をを使って火花を飛ばす部品です
エンジン内部の燃焼室で「パチッ」と火花を飛ばして、ガソリンを燃やすキッカケを作っています
エンジンがかかるまでにこれだけの作業を1秒間に何百回も繰り返しています
これらが弱ってくると、火花がうまく飛ばなくなります
そうすると、燃料がきちんと燃え切らなくなり、車の不調が出始めます
スパークプラグが弱いだけだと、少しずつ症状が出るので早めに対処すれば問題ないのですが、イグニッションコイルが悪くなると、急に症状がでて全然走らなくなります
上記のよくある症状を具体的に言うと、
アクセルを踏んでも重い感じがして、スムーズに加速しない
停止中に大きく震えたり、エンジンの音がばらつく
火花が飛ばない状態が続くと、車が異常を検知してエンジンチェックランプが点く
症状が酷くなると、走行中にエンジンがストンと抜けるような不具合が出る
どうでしょう?
とても大事なペアのイグニッションコイルとスパークプラグ
どちらか一方でも調子が悪くなると、加速不良や燃費悪化、振動など、日頃の運転で気づける不調がハッキリ出てくるようになります
「あれ?なんか変だな」と感じたときは、このような点火系統の部品が原因のことも非常に多いです
そんなときは、早めに点検やプロにご相談下さいね