2025.11.28
あるあるシリーズ
久しぶりに「整備士あるあるシリーズ」です
かなり前にインスタにアップした内容ではあるのですが、「あ~、やっぱりあるんだなあ~」と実際思った筆者であります
それは、
クラッチ(オーバーホール)が1台入ってくると、何故か同じ症状の入庫が続く
コレ、本当にあるんですね
先日クラッチとは別の部位の症状のお車が入庫した際、工場の前までお客様が走行してきた時点で「明らかにあまり良くない異音」に気づいた整備士
まずはすぐにお客様が気になる症状の部分を修理した後、明らかにあまり良くない異音の確認をし、「おそらくクラッチ」だと判明
お客様とも確認をして、再度入庫が決まりました
そのあと、別のお車が走行不能になりレッカーで入庫し、お話と症状を聞いた感じだと「クラッチワイヤー」かな、といったところだったそうですが、実際に車体の下から点検、確認をすると「クラッチのオーバーホール」が必要となりました
2台目です
こういったことが続くと、何故かもう1台続くことが良くあるそうです
そしてそれは特に「クラッチ」はあるあるらしいのです(薩摩自動車では)
なんか不思議ですよね
クラッチは仲間を引き寄せるのでしょうか(そんなバカな)
ちなみに、クラッチのオーバーホールは、車のミッションも降ろしてクラッチを外し、全部バラして行うので時間も労力もお金もかかるのですが、直した後は今までの走りとは全く違う感覚がわかると思います
「え?今までの走りってなんやったん?
」というくらい快適に走れるようになります

踏み込んだ力が、無駄なくタイヤに伝わるので運転していて気持ちよさが全然違いますし、クラッチがしっかり動くようになるとエンジンににも余計な負担がかからないので車自体が長持ちします
クラッチが滑り気味だと、知らないうちに他の部分も頑張らされてしまうのですが、それが解消される感じですかね
快適なドライブをお約束できます
さて、「クラッチが1台入ると、同じ症状の入庫が続く」整備士あるあるでしたが、どうなることやら・・・