2025.10.08
整備士、蚊に刺される
何度か書いていますが、整備士は蚊に刺されます
両手がふさがっている作業中にです
今日は、首7か所とおでこ1か所を刺されていました
プリプリと怒ってイライラしていたので、ムヒを塗りたくりましたが痒みに我慢するサマは、気の毒としか言いようがありませんでした(笑)
10月に入り、すっかり日が暮れるのも早くなりましたねぇ
日中はまだ暑い日があるものの、夕方ともなると涼しさを感じます
そうすると出てくるのが蚊です
筆者は田舎に住んでいた経験があるのですが(ドがつく田舎です)、都会の蚊はすばしっこいです
田舎の蚊はデカいのですが、デカい故に狙いを定めやすく、簡単にはたけます(あくまで筆者の感覚です)
しかも、田舎のほうはこちらの都会のように時季外れではなく、きちんと真夏にしか出てきませんので、だらだら刺されることはありません
もちろん田舎の蚊も刺しますし、痒いんですけど、都会の蚊はしぶとく、すばしっこく、しつこい(筆者比べ)
なかなかはたけないヤツもいるし、蚊取り線香やベープくらいでは死なない
今のところ、「よく効くなあ」と思ったのは、〇ース押すだけノーマッ〇ですかね
1プッシュで、確実に蚊が弱弱しく床に落ちていくのをこの目でよく見ます
ただ、整備工場内では難しいですよねー
入ってくるし、広いしで対策の仕様がない
というわけで、薩摩自動車の整備士は今日もしっかり刺されております
みなさまも季節外れの蚊には十分お気を付けください・・・
2025.10.06
お月見
みなさん、今日は中秋の名月だそうですよ
だいたいいつもマ〇ドナルドさんなどが「月見バーガー」なるものを出した時に、「おお、もうそんな時期かあ~」なんて月見バーガーを1回くらいは食べようくらいのことしか考えていない筆者ですが、中秋の名月、今年は本日(10月6日)だそうですね
旧暦の8月15日が中秋の名月と言われる、ということくらいしか知識はないのですが10月とは・・
なんとなく9月のイメージが強く、「今年は10月なんだ~」と印象深かったのでちょっと調べてみました
今年は10月6日が中秋の名月、翌7日が満月と日付が1日ずれています
太陰太陽暦(明治5年まで使われていた暦。月の満ち欠けをもとに日付が決められていました)では、新月(朔)の瞬間を含む日が、その月の朔日(ついたち)になります
今年は9月22日(新月の瞬間は4時54分)が太陰太陽暦の8月1日、10月6日が太陰太陽暦での8月15日となります
一方、天文学的な意味での満月(望)は、地球から見て太陽と反対方向になった瞬間の月のことで、満月の時刻は、10月7日12時48分です
今年のように、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります(URL:www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/10-topics01.html#desc 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台)
要するに、中秋の名月は旧暦の8月15日と決まっていて、旧暦では新月の日を1日目として数えるため、ちょうど15日目が十五夜(名月)になる、という(ちなみに新月とは、月と太陽が同じ方向にある状態で地球からは見えないときのことです)
一方で、天文学でいう「満月」は、月が太陽とちょうど反対側に来る瞬間のこと
だから「十五夜」と「満月」は必ずしも一致せず、1日前後ずれることがよくあるようなんです
今回の満月は10月7日12時48分なんですねー
今までこんなに中秋の名月のことを考えたこと、なかったです(笑)
今日は工場から月見えるかな~くらいしか考えてませんでした
どうやら国立天文台によりますと、今回は土星も見えるそうですよ
工場の近くの公園を通りかかったときに、ちょうど月が見えたので写真を撮ってみました(土星は・・う~ん・わからない
)
街灯も近くにあったからちょっと見にくいけど・・・
ちなみに、薩摩自動車の整備士は日曜日にお団子を買っていましたが、子供に食べられて1個しかあたりませんでした

外は真っ暗だったんですけど、iPhoneで撮ったらこんな感じで写ってました
これはこれでなんだか綺麗です
2025.10.04
人生は予想外の出来事の連続
土曜日です
早いものでもう週末ですね
この一週間はスタートから本日までなかなかに難しいコトにぶち当たってばかりの一週間でした
だから予定がことごとくうまくいかない
どんどんズレていく・・・
さらに思いもがけないことが発生
そうゆうことありますよね
ほんの些細なことから大きなトラブルまで、引っ掻き回されてほとほと疲れること
そんな時というのは、ついついうまくいかないことにばかり目がいってしまいます
でも、よく思い出せば大体のことはきちんとズムーズに完了していて、うまくいっていることの方が多いんです
うまくいかないことが2~3個あったり、ちょっと続いたりしただけで、
「ああ、最悪だ またこうなった、あれもそうだ
」
なんて、悪いことに対してばっかり不満を募らせがちですが、それよりもいいことの方が多かったはずなんです
人間、一つのことだけに目を向けていてはいけませんね
うまくいったことを数えた方が建設的だし、自分自身も機嫌よく過ごせるんだと思います
そして、こんなときこそ「感謝する」ことを忘れてはいけない、と常々思います
雨ばかりの一日でしたが、今日はみなさんはどのようにお過ごしだったんでしょう
少し肌寒くもある日だったのが、季節の変化を感じました
しっかり休んで、また来週から頑張ります!
みなさま、良い週末を・・・
2025.10.03
海外でも大人気!日本の軽自動車
今、軽自動車の中古車の価格が上昇しています
コロナ前より10~20万以上は値上がりしていて、例えば以前なら40~60万で買えていたものがいまでは60~80万を軽く超えてきています(そう思ったらめちゃくちゃ高いですよね・・)
距離が浅めのものなら下手すると、100万します
一昔前なら(といっても結構前ですが)、100万も出せば新車の軽自動車を買えたんですがね(現在は新車で200万は超えます)
中古車で100万だすならもう少し頑張って新車買おうかなあ、と思う方もいらっしゃるでしょう
しかしながら新車も最近ではすぐに納車できないことが多い為(半導体不足やコロナ禍の影響、紛争などで物流が不安定)、中古車市場に需要が傾き、尚更価格を押し上げている状況です
そこに加え、日本だけでなく海外からの人気も高くたくさん輸出されています
軽自動車は日本独自で作られている車であり、海外で小型車はあっても軽自動車の規格の車は生産されていません
排気量660cc以下
全長3.4m以下
全幅1.48m以下
この小さなサイズは、日本の狭い道路や駐車事情に合わせて生まれました
軽自動車は税金や保険、車検費用が安く抑えられるため、家計に優しい車として大人気
「小さいのに高性能」「経済的」という魅力は国境を越えて評価され、世界でも愛用されているわけです
とっても誇らしいのに、ほしいのになかなか手に入らない、しかもお高い、となってくると悲しいやら悔しいやら
販売側の我々も頭が痛いです
薩摩自動車でも中古車や新車の販売をやっていますが、軽自動車の中古がここまで高くなるとお客様のご希望に添えるような車がなかなかヒットしません
頭数も以前より少ない為、すぐにご用意できないのが現状です
本当に今の軽自動車は乗りやすく、空間も広く、性能良し、デザイン性も高い、と魅力的ですそこに加えて税金や維持費も安く、そこも魅力的なわけです
ガソリン代が高騰して、物価高で部品も高くはなっていますが・・・それでも小回りもきく軽自動車は狭い日本の道路にも合わせて作られているためあらゆる世代の方々から人気が高いのです
しかし日本だけでなく海外からの人気も高いため、中古車価格も跳ね上がっているのが悩みの種ですね・・
そんな軽自動車ですが、もしご要望があれば新車も中古車も販売しておりますので、いつでもご相談ください
ただ、悲しいかな 相場が以前より跳ね上がっている、ということだけは念頭に入れていただければ、と思います(泣)

2025.10.02
オイル交換と一緒に
突然ですが、最近お車のオイル交換はしましたか?
薩摩自動車のお客様は、とてもこまめにオイル交換に来て下さる方が多くみられます
車にとって、大変良いことだと思います
ちなみに、オイルエレメントを交換したのはいつだったか覚えていますか?
オイルエレメントとはいわゆるオイルのフィルターなのですが、とても大切な役割を果たしています
エンジンオイルは、走るたびにエンジン内部の汚れや金属の削れカスを取り込みながら循環しています
その汚れを取り除く役割をしているのがオイルエレメントです
まずは、エンジンオイル交換の基本をまとめますね
基本的に薩摩自動車では、
軽自動車ならば、3000kmごと
普通車ならば、5000kmごと
に、オイル交換を推奨しております
最近では各メーカーさんは10000kmごとを推奨している場合もありますが、
薩摩自動車の整備士は違います
よく、ネットやインスタなどでも
「3000kmごとに交換とかいつの時代のハナシだよ(笑)」
「素直に交換してるヤツ、車屋にぼったくられてるよ」
など、少々煽った記事やネタが時々見受けられますが(見たときちょっぴり悲しい(笑))、決して薩摩自動車はぼったくろうとしてわざわざオイル交換の距離をその距離で推奨しているわけではありません
きちんと理由があるのです
お客様のお車を長持ちさせるためにその距離を推奨しています
これは、高額修理にならないための一番基本的なことでもあります
例えば軽自動車ならば3000kmというのは、仮に少々距離が過ぎてしまったとしても特段問題ありません
3000kmできちんと交換したならば尚更車にとっては喜ばしいことです
いつでもきれいなオイルで走れるからね
もし毎回10000kmを目安にしていて、なかなか交換するタイミングが合わず距離が過ぎたまま走っていたりするとオイルはどんどん汚れてしまいます
汚れたオイルで走っていたら車はどうなるか
エンジンオイルはいわゆる潤滑油です
金属同士が直接こすれて摩耗が進む(潤滑不足)
冷却効果が落ちてエンジンが熱を持ちやすくなる(オーバーヒート)
エンジンの動きが重くなりガソリンを多く使う(燃費の悪化)
エンジンのパワーが落ちる(加速が悪くなる)
汚れや劣化でオイルがドロドロになり、最悪エンジンが壊れる(オイル漏れや焼き付き)
エンジン交換(載せ替え)やオーバーホールが必要になることも(高額修理)
最後のエンジン交換(載せ替え)なんてウン十万です
オイル交換を甘く見ると、最悪これだけのトラブルがでてきます
そして、今回はオイル交換と一緒に時々オイルエレメントを交換するとさらに車が長持ちしますよ、というお話です
最初に書きましたがオイルエレメントは、エンジン内部の汚れや金属の削れカスを取り除く役割をしています
オイルフィルターとも言いますので、なんとなくどんな働きかイメージはわきやすいと思います
オイル交換のたびに毎回交換する必要はありません
基本は、オイル交換の2回に1回の交換が目安です
なぜオイルエレメント交換が必要なのか
汚れたオイルがそのまま循環すると、摩耗や焼き付きの原因になります
オイルエレメント(フィルター)はそれを食い止める(これは、エンジンを守ることになります)
オイルエレメント(フィルター)が汚れをキャッチしてくれることで、オイルがきれいに働き続けます
(これによってエンジンオイルの寿命が延びます)
オイルが汚れて潤滑が悪くなると、エンジンの効率が落ちてしまいます(要するに燃費やパワーにも影響するわけです)
エンジンオイルをきれいに保てば保つほど、車は健康で長生きできるということです
エンジンオイルをきれいに保つためには、2回に1回のオイルエレメント交換が最も大切
これがもし、オイルエレメント交換を全くせず放置していたら
オイルの流れが悪くなり、エンジン内部に汚れがたまることによって性能低下や故障の原因にもなります
そして一番最悪なのが、エンジンがダメになることもあります
オイル交換の説明とかぶっておりますが、オイル交換しない人はオイルエレメント交換もしないので(それは当たり前だ)そうゆうことです
オイルもエレメントもほったらかしにしすぎるとエンジンまでイカれちゃうよ、というやつですね
たとえば、オイル交換をマメにしている方ならば常に新しいエンジンオイルで走っていますので、車検の際にエレメント交換するくらいでもそこまで大きく車に影響はないかもしれませんが、
オイル交換も10000km超えてもすぐしない、とかが続く方は要注意です
もちろん距離に関しては、車種や年式、乗る方がどの程度走るのか、など環境要因などにも左右されますので、10000kmを否定しているわけではありませんのでそこだけはご理解ください
薩摩自動車の整備士は、お客様の乗り方の癖やタイプ、お仕事、どのくらいお車を使うのか、年間で走る距離、など全てを把握したうえで、そのお客様に合わせて様々なアドバイスをしています
車検も決して安くはありませんが、その分しっかりと点検、交換、修理をしてまた次の車検までなるべくお金がかからないように整備しています(洗車、室内清掃、代車は無料です)
もし、年間3000kmも走らない、という方は、せめて1年に1回はオイル交換、オイルエレメント交換をしてください
それだけでも車が傷みません
車は高級品です
新車はもちろん中古車も、簡単に買えるものではありません
だからこそ、日頃のメンテナンスが大変重要です
高級品だからこそ、修理費用も高くつきます
最近では、物価高の影響でどんどん部品も値上がりしています
メンテナンスを怠ると、高額修理にもつながります
せっかくの愛車、長持ちさせたいですよね
日頃の小さなメンテナンスが中長期的に見たら、一番お金がかからない最善の策なのかもしれません
今回は、「基本のキ」ともいえるオイル交換とオイルエレメント交換のお話をしてみました
少しでもみなさんのカーライフのお役に立てれば幸いです