失敗と発見と気づき その2
今回の失敗は、完全に筆者の確認不足です
良くないですよね、本当に
これは、わかっていたことを改めて痛感した事案でもありました
慣れてきた作業ほど、確認を省略してしまうことがあります
小さな気の緩みが、大きなトラブルの入口になったりもする
慎重なつもりでも、慣れが油断を生む
慣れている作業こそ、確認が雑になりやすいものです
当たり前を当たり前にやることが一番むずかしい、と改めて気づきました
そして、自分の手順の弱点を発見できたことは今後に大きく生かせるかな、と思います
自分の中のミスの起点、いわゆる思考のクセというやつですね
同じ下4桁、同じ使用者名など、似た情報が並ぶと人は、脳が省略して認識してしまうそうです
これは心理的な錯覚で、誰にでも起こることではあります
人は「似ている情報」を勝手に同一視してしまう
同じ名前、同じ下4桁のナンバーを見たとき、筆者は無意識に「同じものだ」と認識してしまったのでしょう
その時に、新しく登録する車輛だということも頭からスッポリ抜けてもいました
人間の脳のクセとでもいうのでしょうか
今回のミスで、人間の思い込みはデータよりも早く動くというのは自分の中で発見でしたね
似たデータを扱う作業では、確認の手順を仕組み化をしておくことが大事だとつくづく思いました
例えば、「登録前に名前とナンバーを声に出して読む」だけでも違うでしょう
今回の発見と気づきは、
①似た情報があるとき、人は勝手に同一視してしまうという思考のクセ
②注意しているつもりでも、慣れが油断を生む
この2つ
失敗して落ち込むことは簡単だけれど、これを次へ生かしていかないともったいない
お客様に助けられながら、今日も黙々と請求書を整備士と作成する筆者なのでした