2025.09.06
心頭滅却すれば火もまた涼し
これは、人間というのは無念無想の境地に至ったならば、火さえも涼しく感じられるようになるということである。このことからどのような困難や苦難であっても、それを超越した境地に入ったならば何とでもないことになるということである[1]。このたとえから、いかなる苦痛であっても心の持ち方次第でしのぐことができるということである[2]。ja.wikipedia.org/wiki/(Wikipediaより)
ということですが、若いころは「火ィは火や 熱いもんは熱いねん 夏は暑いから暑いねん」
などと思っておりました
しかし最近、洗車場で炎天下の中、一日中洗車をしていたら心を無にするほうがはかどる、ということに気づきました
ついつい、「暑い・・しんどい・・もういやや・・」などとつぶやいてしまいがちなのですが、暑すぎてそんなことを口にするのもエネルギー消費しそうで言わなくなりまして
そうすると、「きれいにすること」に集中します
何も考えず、雑念も邪魔になり、とにかく目の前の車を掃除することに一点集中(あ、もちろん電話応対や接客はいたします)
そして脳内に浮かんだのが、
心頭滅却すれば火もまた涼し
でした
小難しいことなどどうでもいい、とにかく暑くてもそう思わない、言わない、ぼやかない、目の前の作業に集中
ただ、全身汗まみれになってやっと終了した後、事務所に入った直後は涼しくて最高なのですが、しばらくすると寒くて震えてきます(笑)(もう頭からつま先まで全てが汗で濡れているので)
しかし、洗車が終われば事務作業も待っています
外でやるわけにもいかない
かといって、エアコンを切ったり温度を上げるのは、外で暑い中、長時間作業を頑張って小休憩しに来た整備士さんたちに対して忍びない
次回からは、面倒であっても着替えに帰ろうと思います(風邪ひきそうだ)
心頭滅却すれば火もまた涼し、は寒いときにはあまり通用しないことがわかりました(なんのこっちゃ)